中国との貿易1皆さんは、貿易は難しいものと、お考えですが、そんなに難しい事ではありません。誰でも、出来る事なのです。1度、やってみると、以外に簡単に出来るものだと思う事でしょう。 しかしながら、貿易自体(他国から、日本に送る)は簡単ですが、簡単にいかない事も、沢山あります。その為に、商社なる職業があるのです。 例題として、中国から日本に輸入しようと、考えた場合、ご存知の事かも知れませんが、中国は「安い!」。その様なイメージを多くの方が持たれて折られますが、「安い」イコール「何かある」と思っても、過言じゃありますん。なぜなら、中国の品質基準が、日本に比べて低いのは、云うまでもない事なのです。反対に言いますと、日本の品質基準は、世界でも優秀なものです。中国が悪い(低い)と言っている訳ではなく、文化、風習などが違う訳です。商品1つとって見ましても、日本では駄目な物でも、中国国内では、通じるのです。(多数決をとったら、中国基準の方が勝ちますよ。) 今、私は、中国で貿易の仕事をしている訳ですが、日本のお客様が駄目と言っても、アメリカ、ヨーロッパ等のお客様には、通じる場合が多々あります。ですから、日本はかなり厳しいお客様なのです。(中国工場に、日本に送る物を、今注文を出しても、嫌がられます。単価を低く言ってくるのに、基準だけは厳しいからです。昔は、喜ばれていました。なぜなら、1番高く買って頂ける国でしたから。) この事から、私達日本人は、当たり前に思う事が、世界に行くと通じないのです。電気製品を、中国で買った場合、安いのもは壊れても保障がありません。壊れたら、自分で直して使用するのです。それが当たり前の事なのです。もし、日本の場合、安いメーカーのテレビを使用していて1ヶ月で、テレビが壊れたら、目の色を変えて怒り出します。中国は、安いメーカーだからな~と、自分で直すのです。中国大手電気店を行っても、保障付はこの値段から、保障なしはコチラと、説明して頂けます。 その様な国と、日本が貿易をするのです。簡単に行く訳がない事が、解って頂けると思います。 ※日本から、世界各国にお送りする場合は、価格は高いですが、品質が素晴らしい、その事を解って折られますので、楽ですが。 上記の事から、貿易は国対国の違いが解って、それを理解した者同士がやって、始めて成功するのです。 ここで、ケンボーの一言、 「中国は手ごわいぞ~」 しかし、 「実は手ごわいのは日本です。」 では、海外で欲しい物がありましたらどうしますか? 欲しい物が、バック1個ぐらいなら、海外に行って買い求めご自身で持って帰れば、いいのですが、車を欲しい場合は、そんなに簡単に行きませんのは、察しがつきますよね! それでは、如何しますか?簡単に言って、プロ(車の輸入業者)に頼んだら、ややこしい手続きから、何から何までやって頂き、皆さんは、お金を支払えばいいだけですので、簡単に済みます。そのプロ達は如何しているのか?と言いますと、海外に、つてがなければとてもじゃないが出来ません。そして、海外の欲しい物を見つけ、その国の商社又は海外におくる免許を取得している会社などを、経由し、日本の商社などのを力を借りて、日本に入る訳です。 ですから、その道のエキスパートがいなければ、簡単にはいきません。車なら車、生き物なら生き物、鞄なら鞄と、国と国、双方にプロがいて、また、貿易関係者がいなければ、とんでもない時間と費用が掛かるのは簡単に解る、話です。 アロワナが欲しいから、マレーシアに行って買って来るなんて、そんなに簡単に行かないのです。ですから、プロの方々が居るのですから、プロに任せるのが、1番です。(アロワナを海外仕入れされている、業者様はかならず、海外に協力者がいて、尚且つ、日本にも輸入業務が出来る、お仲間(会社)がついて居られます。生き物の場合、税関で、書類不備で輸入許可が降りなかったりしたら、大変な事になるのは、容易に解る事です。本当によくある事なのですよ。) 今回は、その事を1から説明するのではなく、海外からの話は、次回、いたす機会があったら、説明致しまとして、日本に入ってから、どの様な流れになっているのか簡単にご説明します。 輸入したとしたら、まず海外で作って頂いた書類を、港関係会社(港運会社など)に提出しなければなりません。ここで、不備があったらややこしくなりますので、かなり、しっかりした海外の協力者が必要になります。(この作業は、個人では出来ない事で、かならず、国から、許可を貰った会社が必要になります。) そして、その会社から、国(税関)に提出して頂き、税金をまず払わなければなりません。物にもよりますが、消費税、地方消費税、関税が掛かります。 ※多くの食べ物には、関税が(種類によって変わりますが、中には、 200%かかる物まであります。100円で仕入れても200円になります。)掛かります。後、必要な費用は、取り扱いして頂く会社に払う、取り扱い手数料、通関料、港から、ご自身の会社(倉庫)まで運んで頂く、運送料、、港を使用する事で発生する船社チャージ料 これに数字をいれますと、簡単に言って、日本に入ってから、かなり、(貿易方法によってかなり変わるのですが、1個あたりに掛かる割合が)単価に跳ね上ってしまいます。ですから、ここでも貿易関係者又は、貿易をしている者のアドバイスが必要になってきます。せっかく、安く仕入れても、日本で掛かる金額を計算しなければ、100円で仕入れた物が1000円になってしまった、なんて事は多々在ります。 こんな事、簡単に出来ないと思いますが、1度やってみると、簡単に出来るものです。 ジャンル別一覧
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